PCK(パソコン甲子園)引退
PCK参加記
PCKから2ヶ月も経っていてウケますね。
中間試験、研修旅行、セキュリティミニキャンプとイベント続きだったので許してください。
チーム結成時の思い
2月か3月にチームの発表がありました。
チームメンバーはぼく、mito、makabiでした。
たるとで前の年のリベンジをしたかったですが、しゅり先輩が大会に出ないことはわかっていたので「がんばるぞい!」といった気持ちでした。
ICT春合宿
初めて開発をする当時の一年生向けに、しゅーがくりょーこんを題材にして開発勉強会のようなものが開かれます。
ぼくのコードも教え方もアで反省点が多かったです。
いまだに振り返っていませんが
このころにはプロコン組はアイディア出しを始めていて忙しそうでした。
アイディア出し
PCKは春合宿の終わりも終わり、4月に入る直前にテーマが発表されました。
テーマ「トマト学ぶ 友と学ぶ」 の文字列を見た瞬間にテーマの出し方がいままでの「家族」のような主語だけとは違い「友と」、「学ぶ」とやることまで限定されていて、困惑したのを覚えています。
さて、学校も始まり時は過ぎていくわけですがアイディアは出ません。
運営側の思惑通りかそうでないかは知りませんが、テーマに引っ張られて面白いアイディアが一向に出ませんでした。
そんな日々が2ヶ月ほど続き6月になりました。
そろそろ企画書を書かなければならない時期ですがアイディアはありません。
この時期になるとアイディア出し中の沈黙が増えていたような気がします。
精神的にもつらくなり、寝る前になると「あいでぃあ...あいでぃあ...」と呪文のようにつぶやくか、アイディア出しが終わったら何をしようとか考えていました。
つらすぎて悪夢を見るようになってからは、本気でやめたいと思っていました。
そんなこんなで教授からアイディアの種を投げられ、企画書を書いて一時の平穏がやってきました。
ところでチーム名の「ちょこちっぷマフィン」はぼくが考えました。
PCKチームの慣習どおりおいしそうなお菓子になりました。
暫定チーム名だった「mitoのご老公」も好きでした。
チョコに関してはそこまで好きではないが食べられるようになっています。
夏休み
アプリで作るものの詳細が決まらないまま夏休みに入ります。
夏休み後の変更を考えると虚無を過ごしたことになります。
夏休み後
激動です。
アプリのいろいろに変更が入ります。
悪夢を見て深夜に目を覚ます日々が再開します。
makabiをギリギリまで開発に関わらせていたこともあり、プレゼン・ポスター・パンフが死ぬほどやばいタイミングで完成しました。
去年のしゅりはこれを一人でやったのかと思うと感謝しきれません。
本番
本番前日
- 今年はスーツを忘れる人もおらず何事もなく飛行機に乗りました。
- 美味しいラーメンを食べて夜は開発をしました。
- この日の夜には某 JAPANの某川さんがいたような気がしたりしなかったりします。
本番1日目
- 開会式では大勢の競プロerに前後を挟まれながら、これどこかのチームに紛れててもバレないんじゃないかとか考えていました。
- 展示ブースの飾り付けが始まりますが、今年はデバイスなどもないため机の上の隙間が目立ちました。
- 2回目の参加ということもあり、時間的・精神的な余裕はあったのでぼくは他チームの展示を見に行ったり、鈴鹿高専の去年も参加していた人と少し話をしたりしました。
- 夕食の立食パーティーでは、久留米高専の方や✝高専プロコン競技部門優勝✝を果たした産技高専の方、地元高校の教員の方(?)ともお話しました。
- キノの旅などを見ながら開発をします。
本番2日目
- プレゼン・デモの日です。
- やはり机の隙間が気になるのでパンフレットをいくつか広げて置いたりします。
- プレゼンが始まる前に競プロerたちがぞろぞろと展示を見に来るのでデモをします。
- ついでにアカウントの特定もします。
- プレゼン直前にmakabiがステージの上でジャンプしていました。
- 特に何も考えず無心で立っていたのでプレゼン後に前に出されて質問されたときはびっくりしました。
- 表彰式があります。ベストデザイン賞でした。
- 今年は副賞を落として競プロ勢の席の方から「マァァァァァ!!オトシタァ-!」とか聞こえてくることもありませんでした。
- ホテルに帰るバスに乗ろうと歩いていったら満員なうえに雨が降ってきました。
- バスに乗っていたらSLが走っていました。吹き出る煙がかっこよくてテンション上がりました。
- 温泉に入ります。プチ反省会がありました。
本番1日後
- りんちゃん先輩と秋葉原へ行き、おたく活動をします。
- 飛行機に乗りました。
振り返ります
アイディア出し
つらかったです。
アイディア出しを長くやりすぎると意識していても沈黙が多くなります。
期限が近づくと「微妙だからもうちょっと考えない?」とも言いづらくなります。(言いますが)
これに関しては解決の方法が思いつきません。
自分たちが楽しめるアイディアを出せるようになりたいです。
やめたかった
今思うと逃げ道がわかっていたことで余裕ができて良かったと思います。(いつでも逃げられるのでね)
おそらくやめるという選択肢を真面目に考えていたのはプロコン組の円満離婚などをみていたからですね。
夏休み前にすべきこと
仕様はちゃんと決めましょう。
期末試験もありますががんばってください。夏休みに虚無を得ることになります。
ギーク女子
去年しゅりに全く開発をさせることができなかった分makabiにはさせたいねってmitoと話していましたが、プレゼン準備に入ってもらうタイミングが遅くなり完全に危ないラインでした。
ICT委員会ではよくギーク女子育成計画のような言葉を聞きますが、それを支えるためにはデザイン男子やプレゼン男子も必要だと強く感じました。
まあ、そもそも育てるようなものではないのかもしれませんが。
締め
つらいこともありましたが、2年間PCKに参加できてよかったです。
1年目は緊張して参加だけで精一杯でしたが、2年目は他校の人と開発について話したり競プロ勢の数人と話すことができました。
わりと青春らしいものを過ごせたような気がします。
ありがとうございました。
大会のときのツイート集です。(いまは鍵をかけてるので見れるかわかりませんが)